子どもの自由な動きをサポートするイス「ストッケノミ」

ストッケは1972年に「トリップトラップ」を発売して以来50年以上の間、どんなに小さな子どもでもその子の成長や発達に合わせた「居場所」としてその子のための椅子を提供し、家族が一緒に食卓を囲むことができるように取り組んできました。

子どものひとりの人間として尊重するとともに、親子の距離を近づけることで家族の絆が深まり、子どもはその絆のもとに自立してより良い未来へと向かっていくと信じているからです。

そのような考えのもとに2023年7月5日よりストッケから4つ目のハイチェア「ストッケノミ」が発売になります。

ストッケノミはトリップトラップ同様、生まれた時から大きくなるまでずっと使い続けることができるイスです。調整に工具が要らないシームレスな設計と、人間工学に基づいたデザインが年齢を問わず快適な座り心地を演出します。

ストッケノミは、お子さまが座りながらも自由に動くことができるよう、さまざまな"座る姿勢"をサポートします。お子さま自身が本能的に座りやすいと感じる理想のポジションを見つけられるよう自然な動きを促すもので、このストッケノミならびにトリップトラップのデザイナーであるピーター・オプスヴィック氏の「アクティブ・シッティング（自由に座る）」という考え方によるものです。

「座る」とはどういうことか

ストッケノミのデザイナーであるピーター・オプスヴィック氏は、「座る」ということに対して長年研究しデザインし続けてきた”椅子の革命家”とも呼ばれるノルウェーのデザイナーで、トリップトラップの生みの親でもあります。

ピーター氏によれば本来人間は常に体を動かしているのが自然であり、椅子に座ることは"不自然"とも言えますが、仕事などで椅子に長時間座らなくてはいけない現代の状況にもきちんと向き合っています。座るといっても人は全く動かないわけではなく、常に重心を移動するなど体を動かして都度最適な姿勢を探しています。したがって、座るのであれば人間の自然な動きや姿勢をサポートできる椅子をデザインしたい、という思いがピーター氏にはあります。

では子どもはどうでしょうか。子どもはまだまだ体も心も成長発達の途中。動きたい、興味のあるものに手を伸ばしたいというのが、子どもの自然な姿です。イスに座ることが"不自然"なのは子どもも同じです。

一方で子どもに「ちゃんと座っていてほしい」と思うのは親の自然な願いではないかと思います。ごはんの時はちゃんと座ろうね、と言わないで子育てを終える人は少ないでしょう。

ごはんの時間は楽しく過ごしたい。あれこれ言いたくない。でも危険なのは困る。

そんな願いに応えるのがストッケノミチェアです。

子どもの自由な動きをサポートするイス「ストッケノミ」の特長

特長1. 考え抜かれた機能がお子さまの自由な動きを妨げず、安全で快適な座り心地

　・足のせ板：動くときの土台となる足がぴったりつくよう床を上げる構造
　・座面：座っている間も大腿部の血流を妨げない緩やかに傾斜したデザイン
　・背もたれ：背中、腕、肘、肩へのサポートをしながら、お子さまのアクティブな動きをサポートする、人間工学に基づいた設計
　・ステム：湾曲したステムが適度な座面の奥行きを自動的に調節
　・キャスター：テーブルをお子さまが蹴ってしまってもイスが動いて倒れにくいよう設計

特長2. お子さまの成長に合わせて座面・足のせ板の高さ・奥行きを工具なしで無段階に調節でき、新生児から大人まで、生涯使えるハイチェア

特長3. 重さ4.6kgと軽量で移動が簡単、床掃除がしやすいようにテーブルにもかけられる仕様

特長4. 曲線美が美しい北欧デザイン

ストッケノミ製品情報

ストッケノミチェア
色：13色
ナチュラルホワイト／ナチュラルブラック／ナチュラルグレー／ナチュラルアンスラサイト（店舗限定）／ナチュラルネイビー／ブラックブラック
オークホワイト／オークブラック／オークグレー／オークアンスラサイト／オークネイビー
ウォールナットホワイト／ウォールナットグレー
価格：36,300円～47,850円（木材の種類によって異なる）